大きさは惹かれるんだけどね。。。

ネットブックキラーのシャープの新端末「NetWalker」発表会
伊藤浩一「モバイルライフ応援日記」
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20090828/1018159/


以前勤めてた小さな会社で、社内の定型文書を一新してやろうと企てたことがありました。社内でPCに詳しいのは私くらいで、その真の目的は誰にもわかりませんでしたが、そのキモは「Windows MobileのOfficeでも互換性が保てる」(爆)。WMに合わせるとあまりに従来の要求が満たせないため、そっちの目的は途中で放棄せざるをえませんでしたが。
その他にも、月末の出張先に「勤務実績をさっさと出しやがれ」と、メールの添付ファイルで送られてきたエクセルのファイルをW-ZERO3で入力して送り返したところ、ファイルの書式がぶっ壊れてたぞと経理にこっぴどく叱られたこともありましたっけ。

いや何でこんな話を思い出したかというと、LinuxとかOpenOfficeですわ。この小さな会社でPCを複数導入することになったとき、MS Officeのフルセットってのはなかなか懐にも厳しいものがあって、中古PC+LINUX系の軽いOS+OpenOfficeって組み合わせも検討したのですが、Word文書のレイアウトは崩れる(罫線やテキストボックスをゴテゴテに使ってA4サイズに無理矢理押し込めたチラシなんぞを扱ってた)は、Excel文書は開かない(お役所から来たさる文書は個人情報保護法云々でパスワードロックがかけてあって、そういうのはことごとくアウト)はで、結局業務の円滑な処理のためには、多少金がかかってもMicrosoft genuineで揃えるのが無難、という結論に至った次第。

また会社に上手いこと言って無線LANを入れたこともありました。以前はプリンタにつながったPCにUSBメモリでファイル持ってきて…という面倒が無線でデータ飛ばすだけで済むようになったわけですが、これとてWindows様々のことで、Linuxならドライバの対応云々から始めなければいけません。社内の業務システムをまるごと外注するような大企業ならともかく、家内制手工業に毛が生えたくらいの小企業では、デファクト・スタンダードに拠るのは仕方ないことなのでしょうね。

私は私で、元よりのデジタルガジェット趣味に加えて、経理に叱られたのがトラウマになったか、出先でもMS Office文書がきちんといぢれるようにと、フルWindowsのMicroPCが出るたびに熱い視線を送るようになったのです。ええ、こちとらOQOD4も持ってるぞい(爆)。

…というわけでNetWalker、即購入ということはありませんが、何だかんだ言いつつ中古で3万円台くらいで出回り始めたら、そのときの懐次第で転ぶかもしれません(笑)。けど上記のような問題が何とかなって業務にバリバリ使えるようになるのがベストなんすけどね。発売後の購入者による使いこなし情報が出てくることに期待しています。