新参ラストワンマイル達の憂鬱

本日Try WiMAXを返却してまいりました。肝心な通信が困難というのはやはり基本的なやる気を殺ぐものでして、端末自体のレビューとかいろいろ考えていたにもかかわらず、結局そのあたりは何もする気がなくなりました(おい)。端末をUSBスロットに挿してからのセットアップは実に簡単で、これはこれで評価に値することなのですが。

2週間何もせず死蔵というのもつまらないので、悪あがきをしてみました。何とか電波を掴まえるためにやったこととは、5mのUSB延長ケーブル(約\1,000)を購入して端末を戸外に叩き出すという、実に原始的なモノ。


(注:精密機器の取り扱いには気をつけましょう)


アパートの隣室や大家さんからは「何か青いのが軒先で光ってんだけど」とか言われて、ずいぶん目立ってたようです(笑)。

これだけやって電波強度はようやく「微弱」で、屋内云々以前にそもそも拙宅周辺の電波状況自体があまり芳しくない様子。ダウンロード速度も2Mbps台前半程度で、数値的にはイーモバの平均値より若干速い、という好意的な見方もできますが、実際のWebブラウズではデータが来るまでの反応の遅さが気になりました。
というわけで、積極的に乗り換える大きなメリットも現状では見当たらないため、エリアがもっと拡充するまで様子見となった次第です。

一部報道によればこういうケースは少なからずあるようで、UQは屋外設置のアンテナとかリピータとか作ったほうがよいかもしれませんぞ。もう数m程度の延長ケーブルくらいは基本で同梱しちゃうとかさ(w

で、某社が意気軒昂に主張していたマイクロセルの利点とは、こういう事態にもアピールできるものだったのでしょうが、こちらのエリアは未だ山手線の円周さえ埋めていない程度で、この失速は本当に残念でなりません、というか何とか頑張ってエリア展開してほしいものです。

同じ市内の南西部(といっても区が違いますが)にある小生の職場は、周りが田畑だらけというシチュエーションで、近くのコンビニの駐車場で計測したら10Mbps!。悪くても5Mbpsは出ているという実に最高のロケーションでした。条件が揃えばこれだけの実力があるんですけどね。。。



さて今週の大ニュース、某社乾坤一擲の新端末(笑)については、また今度。けどこのワクワク感、久しぶりでホントにうれしい!