さらばTouchDiamond…

UQへの変更にしたがって、イーモバ(BIGLOBEの高速モバイルプラン)のSIMを挿されていたS21HT-TouchDiamondは、主PDAの座をWS020SHに譲って休眠状態に入ることとなりました。
S21HTの特徴はその端末の小ささでしょう。ワイシャツのポケットにも全く無理なく収まるサイズで(仕事中にこっそりいぢくる時に)非常に重宝した一方で、そのサイズを特長としては活かしきれませんでした。
その一番のネックは入力で、標準のもの以外にgesture10key(key0123.zipを使用。設定はこちらが詳しいです)も試したのですが、筆者の手の大きさではフリック入力への不慣れも手伝ってなかなかこのように快適にはいきませんでした。
また外部ストレージが全く使えないというのも困りました。筆者が転職した職場は、運悪くも部署のPCで使えるのは社内のLANのみで、メールやクラウドにファイルを投げておいて持ってくるということも不可。そんなわけでS21HTの主な用途は外出時のネット端末+情報ビューワーとなっていたわけですが、モバイル端末とはいえそれ自身で情報の作成や加工がめんどくさいことと、職場のPCとの連携が弱いこと(S21HTにメモったものを見ながら会議の資料を会社のPCで打ち込み直すなんてことを何度もやったなあ…)が結構ストレスになってきました。
ネット端末としては随分活躍してくれました。無線LANルーター化ソフトはバッテリ消費が激しく、充電しながらでも数時間でバッテリが空になってしまうため、PCでのインターネットはもっぱらUSBケーブル接続によるモデムとして使っておりました。ハードとは全く関係ないことですが、イーモバの通信速度の夜中の落ち込みは相変わらずで、この辺がWiMAX乗り換えの大きな要因でありましたが。
一番使ったアプリは標準で入っているYoutubeブラウザですが、会社の宿直室で寝モバしようとすると、Gセンサーが働いて勝手に画面が回転してしまうのも困った(笑)。レジストリいじると何とかなるという話もありましたが、聞くからに面倒そうな話だったのでやっておりません。
キーアサインソフトとしてPQZ?を入れましたが、全部のキーをハックできないようで(調べればできたのかもしれませんが…)、これに十字キーのハード的な操作性の悪さも手伝って、何となく隔靴掻痒な使い勝手だったなあ。以前のWindowsMobileのPDAと比べて、カスタマイズ仕切れずに我慢して使ってた感があったのも事実。

結果的にはいくつかの条件が整ったために、Willcom03への完全移行となってしまいましたが、電話としては非常にコンパクトなものなので、データ通信オンリーのROMでなければもっと活用もあったかも?? 
BIGLOBE高速モバイルEMプランは使わなくても790円/月取られるので、今後は月々小額を納めながら2年後の更新月まで「寝かせ」回線となることに(このへんは無用な長期契約縛りのないWiMAXのほうが潔いよな…)。。。と思ったらPocket WiFi【D25HW】のコースができているではないか。機種変更できたら使ってやってもいいぞ、とか(w